元領主で今大家。

ウマ娘でのサークル「未来への翼」2代目リーダーの備忘録。

なぜ先陣を切れないのか

先取り宝塚記念

何を隠そう、俺はルームマッチ実装日にサークルマッチを我先に企画している。それが、「先取り宝塚記念」だ。18人立てで参戦ウマ娘は7人だった。

そこから先代のレースやチャンピオンズミーティングの模擬戦でフルゲートになったりと、今でこそ「立てればだいたい誰か来る」という流れにはなってくれた。俺が立てなくても他の人が立てれば、率先して宣伝した。

だってさ、部屋立ててフルゲートになったら嬉しいだろ?

俺はそれを身をもってわかってる。

逆だと結構ヘコむよ!いくら俺がタフでもさ!

自分の部屋だけフルゲートになったらそれでいいなんて、思えないよ。

それに、俺は日頃から「挑戦者は大歓迎」って言ってるし、プロフィール欄でもそれ書いてるし、そこでウソつくつもりはないし、同じサークル所属のメンバーに「誰も来てくれない…」なんて思いさせたくないし。

サークルメンバーを叩きのめしてマウント取って上から目線でふるいに掛けるなんての、強い人のやることじゃない。

ほかのリーダーがどう思ってるかはともかく、俺はそう確信してるよ。

そこんとこもーちょっと信用してほしいんだけど、部屋立てやる人あんまいないのよね。

なんでかな…って原因、思いつくだけ書いてみる。

補足:赤文字は否定的なもの、青文字は肯定的なものとする。

どうしようもないものからなんとかなるものまで

・部屋の立て方がわからない

ウマ娘ってもともとスマホアプリゲームでしょ。パソコンでもDMMアプリあるでしょ。オンラインゲームでしょ。要求スペックは結構高いでしょ。だから、このゲームをやってる方は、インターネットやハードの環境はある程度揃ってるわけでしょ。

調べなさい。答えはすぐ隣にある。

アプリ内のヘルプにもルームマッチで部屋主をやる方法載ってる。他の方が運営してるサイトを検索しても調べても載ってる。なのに「わかりません」なんて言えるなんておかしいだろ。自分の労力ケチって他人の労力を盗んでんじゃねぇ。

「エネルギーヴァンパイア」について勉強してこい。

・誰も来てくれなかったらどうしよう…。

これは共感する。たしかに、自分のやってることを否定されたみたいで怖いと思う。

実際、俺も自分以外誰も参戦しなかった部屋はあったし、想定より参加者が少なかったレースもたくさんある。その時は、ヘコみもしたけど原因も考えたよ。

たとえば…俺のはじめてのルームマッチ。「とりあえずやってみるか」で始めた「先取り宝塚記念」の直前のレースは簡易設定でやってみたんよ。これが大変な罠だった。というのも、募集時間が30分で、出走登録できるのがレース開催15分前までだったからだ。

それを他のメンバーから指摘されて参戦したくてもできなかった…って教えてくれたおかげで、そこから先のレースは、詳細設定で立てないと話にならないと気づけた。8時間経ったら、レース登録者の誰かがまた告知してくれない限りチャット欄から気軽に参加することもできないし時間帯が合わない人もいるから、募集時間は常に6時間にしている。

来てくれなかったら、来るまで立てればいいし、来たくなるような部屋を作ればいいだけなんだ。今回ダメだから次もダメなんて誰も証明できない。

じゃあどんな部屋を立てたら来てくれるんだ!ってのが次の話。

・需要に合った部屋がわからない

今の時代、一番わかりやすい指標が目の前にあるじゃないか。

チャンピオンズミーティングだ。

本番前にこれと同じ条件の部屋を立てれば、事前に腕試ししてみたい人は絶対来てくれるよ。グレードかオープンかは、メンバーの育成状況によって決めればいい。わからなければ両方同時に立てればいい。

どちらがより必要とされているかわかる。

その部屋を、1日1つでも続けて立てていけばいい。そうすれば部屋立ての恐怖心もだんだん薄らぐし、誰かがたまに部屋を立てる光景も見ることができるはずだ。「来てくれない…」って嘆く前に、参戦者の欄をよーく見るんだ。

自分以外誰も登録していないって、本当にそうなのか?フルゲートになってもなお自分の主催レースに殺到することが「来てくれる」っていうことなのか?

俺は、それは違うと思う。

孤独を感じる前に周りをよく見るんだ。

行動で君を支えてくれる人が、少なからずいるはずだ。

・「行けたら行く」と書いてるし条件も相手に合わせてる。なのになんで…?

これは部屋主は何も悪くない。「行けたら行く」なんて書く方がどうかしてる。

行けると思った人は実際に参戦する。やりたいやりたいって言いながら実際に行動しない人は、どんな好条件を出されてもどれだけ援助を受けても動かないよ。

逆に、心底やりたいって思ってる人はどんなに悪条件でもワガママを貫き通すし、数少ないチャンスを掴みにいくよ。何回失敗することになろうとも、ね

口先だけで何もしない人はほっといていい。エクストリームリスクノーリターンだよ。

・サークル戦で負けたら恥ずかしい、自分の育成下手がバレる…。

これもまたごもっとも。俺が実感してる。

俺はリーダーだけど、8月1日時点でのサークル内の総獲得ファン数は16位(約1億2000万)。チーム総戦力数値は17位(A1)。「なんでこんなのでリーダーやれるの?」って思う人がいても何の不思議もない。

自分より強い人がゴロゴロいると、そりゃ気が引けるし肩身が狭くなってもおかしくないよ。まあ、1位取る時も結構あるし掲示板はだいたい外さないけど、ボロカスに負けたこともそれなりに多い。

それを踏まえて、今から言うことをよく考えてほしい。

名選手、名監督にあらずって言葉、どっかで聞いたことないですか?」

戦乱真っただ中の時代で例えると、

首級を挙げまくる猛将

的確な作戦を立てる軍師

人材を抜擢・駆使して活かし、進路を明確にする大将

大将の方針や考えを広め、必要とあらば誤りを正すために一歩も退かない副将

剣戟を使わずに内憂外患を断つ文官

まず信頼を重ね、その上で諌め提言する賢者

それぞれ、必要な資質が異ならないだろうか?そして、それらをすべて兼ね備え続けた究極の人材が、歴史上存在しただろうか?

余談だが、俺はこの中ではどちらかと言うと副将タイプだ。流れで実際にリーダーにはなったが、なんとか真似して食らいついて支えてもらってるってのが現実だ。

部屋を立てることと、強いこととは、全然別のことなんだよ。そこに上下はない。

だから、そういうのを気にせずに部屋を立てていいんだよ。

プレイヤーとしてはみんな平等なんだからさ。